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ウォールナット拭き漆の器  修理③

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修理が続きます。
ウォールナットに拭き漆で仕上げた小ぶりのボウルです。
欠けた部分、残念ながら見つからなかったとのことで、
何かで埋めないといけません。

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木目の木地が透けてみえる漆の仕上げ(拭き漆)なので、漆のパテ(刻苧)で埋めると修理した部分が目立ってしまいます。
金継ぎのようにポイントアクセントにする方法や、欠けた部分がなくなるまで旋盤で挽き直し、全体に削りとってしまう方法などありますが、どちらも器の印象がだいぶ変わってしまいます。

今回、同じウォールナット材を使って、埋木でやってみることにしました。

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木目の大きさや、方向など、欠けた部分とより近い部分の材を探し、
欠けた所にピッタリはまるように加工して、接着します。

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見た目、手触りも自然になるように削り、仕上げていきます。

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旋盤で仕上げた挽き目のスジも自然な感じに。

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漆で仕上げ

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パッと見、わからないくらい上手く直す事ができました!
ご依頼いただきありがとうございました。
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by greenlight4 | 2015-04-20 21:19 | 工房
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